日能研のカリキュラム 4年生からの3年間の流れ ステージⅡ~Ⅳ

今回は、日能研の4年生からのカリキュラムについて確認していきたいと思います。

もう熱心な方なら当然の事かもしれませんが、カリキュラムの確認です。

日能研は学年により、ステージで分けられています。

4年生の2月からの開始だと、ステージⅡからの開始になります。

そして、6年生の受験の頃にステージⅤまで上がっていき、ステージⅤが6年生の11月に終了する予定で組み込まれています。

では、ステージ毎に何をやっていくのか、確認していきましょう。

日能研テキスト ステージⅡ 新4年生の2月から7月まで

だいたいどこの塾でも共通していえる事ですが、中学受験の学習塾は2月からの開始です。

そのため、学年的には3年生の2月が新4年生となります。

ここでは、低学年の内に知識や学びに出会う事を楽しんできた子供たちが「思考技法」を意識し始め、知識と知識の間にある論理的で客観的なつながりに親しんでいく時期です。
※日能研シラバス参照

と、ここでちょっと引っ掛かりました。

もともと低学年の内から知識や学びに出会う事を楽しんできた子供たち、というのが前提になっています。

ここで、日能研という塾は、好奇心旺盛の子供たちをいかに考えさせられるか、に重きを置いている気がしました。

ここでもとっかかりの部分は幼い頃から身に着けている事が前提だった、という事ですね。

中学受験をさせるような親御さんは教育熱心な方が多いから、という事でしょうか。

それとも、前向きにとらえると、子供は全員好奇心旺盛で、それを知識や学びに出会う事を楽しんできた子供たちという風に言い換えているのでしょうか。

いずれにしても、「好奇心や興味」という土台があってこその塾、何でしょうね。

うちの双子みたいに勉強を全くしてこなかった子や、やる気がない子は(-_-;)

さあ、これから、ですね!

ステージⅡでは本当に基本的なことを学んでいた、とのことですが、今見返してみると、このステージⅡが完璧に理解して解けていれば、次のステージⅢに行く頃にはトップ層に行けていたのかな、という気もしています。

このステージⅡの間の3年生と4年生の春休みには春期講習がありました。

そして、夏期講習を挟んで、ステージⅢのテキストにうつります。

日能研テキスト ステージⅢ 4年生の9月から5年生の7月まで

次はステージⅢになります。

このステージⅢの部分が中学受験では根幹の基礎部分になるのかな、と勝手に思っています。

そして、今、まさにやっている所です。

ちなみにこのステージⅢですが、4年生の頃のステージⅢと、5年生になってからの2部に分かれていて、最初に使用するステージⅢは社会と理科は2科で1冊のテキストです。

今考えると薄かったです。

このステージⅢでは「もっとこんな風にしたい」という意欲をもって学び方を模索し、「思考技法」を使って知識と知識をつなぐ線を増やし、そのつながりをさらに広げていく時期です。
※日能研シラバスより

さて、ここでもまた引っ掛かりました。

すでに「思考技法」つまり、考える能力は身についている事が前提となっていますね。

日能研では考える力を身に着けて欲しいという想いでやっている中学受験の塾なので、早い段階からそういった事を身に着けていく訓練がされているのでしょうね。

テキストを見ても、いわゆる教科書的な「本科教室」のテキストは「予習シリーズ」のテキストと比較すると書いてある分量が少ない気がします。

その代わり、日能研では復習に重きを置いていて、「本科教室」で習った事を「栄冠への道」という宿題テキストで確認して問題を解くスタイルですが、その「栄冠への道」の中での思い起こしという(授業の復習事項が記載させている)部分が結構まとまっていていい復習になっているな、と感じました。

「栄冠への道」の思い起こしに載っていない所が問題にある事があるため、宿題では「本科教室」のテキストと、「授業のノート」と「栄冠への道」を確認しながら解いていくことをおすすめします。

さて、そんな流れで、ステージⅢでは4年生では基礎的なことをサラリと行い、5年生になってくるとさらに深掘りをしつつ、若干難易度が上がります。

この5年生の切り替わりの時点でやや失速してしまう事があるみたいです。

気を引き締めてやっていきたいと思います。

その後、5年生の夏期講習を挟んでステージⅣへと移ります。

日能研テキスト ステージⅣ 5年生の9月から6年生の7月まで

その後、5年生の9月からステージⅣのテキストになります。

5年生の夏からの入塾の方もいらっしゃるみたいですが、そういった方はココからのスタートですね。

このステージⅣでは中学受験の正に応用的な役割なのかと思っています。

ステージⅢの基礎的な部分がわかった上で、さらに応用部分を身に着けようと、ステージⅣに進む感じですね。

また、社会では歴史が始まります。

ステージⅣでは、それまでに出会った沢山の「思考技法」を、組み合わせたり、状況に応じて組み替えたりしながら自在に使いこなすことができる様になり、学びをより深く追求していく時期です。
※日能研シラバスより

ここでは思考技法を自由自在に使いこなすという技を磨いていく時期になります。

間に冬期講習と春期講習で復習しつつ、今までに習った所、点と点が線になっていく時期ですね。

ステージⅢでしっかりとついていくことができれば、ステージⅣでは復習を兼ねて、違う解き方を見出していく時期なのかな、と思いました。

そして、ついに6年生になります。

この6年生の時期には皆さん中学受験に向けて進んでいくと思います。

そのため、志望校を真剣に考えていったり、自分の実力や傾向に合わせて過去問を研究したり、も必要になってくる時期になってくるでしょうね。

すでにステージⅢで余裕を持って突き進んでいる方にとってはもしかしたら勉強の楽しさがわかってくる時期なのかもしれませんね。

ただ、ステージⅢがかなり苦しかった子は、ここでもかなりハードになるでしょうね。

そして、鬼の特訓となる夏期講習を終えて、最終ステージ、ステージⅤにうつります。

日能研テキスト ステージⅤ 6年生の9月から中学受験終了まで

いよいよラストステージです。

6年生の苦しかった?夏期講習を終え、ステージVまでたどり着きました。

このステージVは、合格のためのテキスト、となります。

全てを合格のためにー合格力を徹底的に鍛えるのがステージⅤです。それまでの学習サイクルから、自分自身の課題と合格に向けた具体策を明確化したP(PLAN:計画)、D(DO:実行)、C(CHECK:計画と実行の振り返り)サイクルを築き、A(ACTION:実行)実行していく。そして、入試本番に強い受験生になっていきます。
※日能研シラバスより

仕事でも使用される、PDCAサイクルですね。すでに中学受験の段階で、大人の問題解決も見据えた訓練をしていっています。

本当にここまで来れれば、頼もしい限りですね。

さて、実は日能研はかなり精神力にも重きを置く中学受験の塾だと思います。

というもの、受験はメンタル、という言葉を日能研の塾長からたびたび聞かされています。

もしかしたら双子の行っている校舎だけなのかもしれないと思っていましたが、他の校舎でもメンタルの重要性を説いているみたいなので、おそらく日能研は精神力も一緒に鍛える塾なのでしょう。

ハチマキを巻いたり、合宿があったり等は、なさそうですが、実は体育会系なのかもしれませんね。

今の中学受験はひと昔前とは違います。

かなり厳しいです。

その中で立ち向かっていかないといけないのですから、当然と言えば当然の事ですね。

さて、ここまで頑張ってこれるかな。

とりあえずは頑張ってもらいたいと思っています。

さて、後はステージⅤの日特についても言及しましょう。

日能研 ステージⅤ 日特

日能研の日特は効いたことはある程度でしたが、こちらのついてもちょっと記載しておきます。

日特は、ステージVに行われる、入試問題を題材とした志望校研究講座です。

この講座では、同じ目標(志望校)を持つ仲間が集まり、お互いに刺激しあって志望校合格を目指します。

身に着けた学力を入試の場面で最大限に発揮するために、その学校に必要な「合格技術」を身に着けていくことがこの講座の目的です。

※日能研シラバスより

日特では、

  • 志望校の出題傾向を知る。
  • 答案作成の技術を身に着ける。
  • 考えたことを着地させて表す(答えを書く)までのプロセスに注目し、自分の課題を明らかにする中で、入試問題を解くための力をつけていく。

以上を目標としています。

2番目の答案作成の技術とは、時間配分を体感する事、〇にする答案の作り方を身に着ける事、問題を取捨選択してできる問題を確実に解くことなどが挙げられます。

ただ、この日特では、日特の中で上位の成績になる事も目標の一つです。

この講座を取った方と一緒に戦っていくわけです。

当然ながらに上から順番に合格していくことになります。

そのため、6年生の内にある程度の実力をつけないといけないという話になります。

考えると今更ですが、時間が足りない気がしてきますね。

 

また、季節講習についても説明しておきます。

日能研の春期講習、夏期講習、冬期講習、合格力ファイナルについて

日能研の季節講習は、基本的にはその一つ前の授業の復習になっています。

例えば夏期講習であれば1学期に授業で習った事の総復習という位置づけです。

時間をかけてじっくりと学びを熟成させるステージ(授業)での学びの一方で、集中してそれぞれのテーマと向き合いながら自分の得意分野をさらに伸ばし、苦手分野を克服していくという講習になりますね。

そして、次のステージに向けての自分の課題を明確にしておくための準備となっていきます。

復習を重要視している日能研ですが、次のステージ(授業)の予習みたいなことも少し行ったりしています。

総復習として受講はおすすめではありますが、4年生や5年生の時は、自分で勉強できるお子様で、苦手な分野が明確にわかっていて、そこを集中的にやりたい、という方は季節講習よりもその分野をしっかり自宅で復習した方がいいかもしれません。

ただ、夏期講習は授業(講義)と授業(講義)の大切な役割を持っており、一歩進んだ予習が行われることもあります。

そして、6年生の夏期講習はこれでもか、と言わんばかりの問題を解く最初で最後の機会となります。

6年生の夏期講習だけは参加がほぼ必須かな、と思います。

季節講習で日能研生は、各ステージで学習した「思考技法」、つまり授業の講義内容を理解しているかどうかの確認問題を解きながら、自分の苦手分野の発見や克服、もしくは得意分野の更なるパワーアップに力を注ぐことになります。

季節講習では、自分自身の学習についての課題を発見し、それを克服する作業となります。

明確に苦手分野がわかっていて、自身の課題を把握している生徒さんは6年生の夏期講習以外は受講はどちらでもいい気がします。

ただ、長期のお休みでだらけてしまう、とか、そもそもまだ学習習慣がついていない方、他の生徒さんがどのくらいの進度で進んでいるのか気になる、という方にはこういった季節講習での環境が必要になってきますね。

という事で、今回は日能研の4年生から6年生までの大まかな流れについて記載してみました。

一部の優秀な生徒さん以外は、一番重要な時期は5年生だと思います。

この5年生の成績が今後の成績に結びついてくるんじゃないかな、と。

そのから挽回するのはものすごく努力が必要なことかと思いますが、奇跡を狙えるなら狙いたいですよね。

なんとか子供自らがやる気を出して頑張ってほしいものです。

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